獲物を狙い狩る獣が如き、獣王無刃流の構え。練り上げた気を身体中に回すことでその動きは更に"速く"なる。
　格闘武器による近接攻撃が命中した場合『コンボカウンター』を1つ得ます。『コンボカウンター』1つにつき、与える物理ダメージに「+1」のボーナス修正を得ます。この効果は攻撃が命中する度に「+3」まで累積します。1ラウンド経過、または攻撃が外れた時点で『コンボカウンター』は0に戻ります。自分の手番終了時までに攻撃が一度も命中しなかった場合、次の手番まで『コンボカウンター』を得ることが出来ず、生死判定を除くあらゆる行為判定に-4のペナルティ修正が入ります。
その後の相手の手番で《カウンター》などを使用する場合も-4のペナルティ修正が入ります。

　獲物の肉を切り裂く獣が如き、獣王無刃流の爪。練り上げた気を真に研ぎ澄ました時、その拳は"自由"となり、身体は姿無き刃となる。
　《桃狼拳》の効果中のみ、格闘武器が与える物理ダメージに+1のボーナス修正を得ます。打撃武器による攻撃の際、その武器を「刃のついた武器」として扱うことができます。

　獲物の骨を噛み砕く獣が如き、獣王無刃流の牙。練り上げた気を身体に乗せることでその一撃は更に"重く"なる。
　格闘武器による近接攻撃を行う時に宣言し、その攻撃1回に有効です。宣言した攻撃が命中した場合、攻撃対象の防護点を半分（端数切り上げ）として扱います。ダメージ決定においてクリティカル値が+1され、クリティカル値「13」以上になってしまうとクリティカルは発生しません。ダメージ決定時にクリティカルが発生した場合、攻撃対象の防護点が「0」として扱われます。
　この秘伝を宣言した攻撃の命中判定及び威力表でファンブルした場合、または攻撃対象が回避で自動成功した場合、攻撃対象の防護点分の確定ダメージを受けます。また、リスクとしてあらゆる回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。この秘伝は投げ攻撃にも適用できます。

　逃げた獲物を付け狙う獣が如き、獣王無刃流の奥義。練り上げた気を束ね、世界そのものに"力の征く道"を創り出す。
「射程：1（10ｍ）」で「対象：1体」に格闘武器による遠隔攻撃を1回行えます。命中判定や追加ダメージは使用する格闘武器と同じとなります。この秘伝を使用する場合、MP5点を消費します。