“魔域剣”カライガウ
- 知名度
- 19
- 形状
- 黒い刃を持つ片手剣
- カテゴリ
- 〈ソード〉
- 製作時期
- 神紀文明
- 概要
- 斬りつけたものを元に魔域を作り出す。
- 効果
-
この武器によってダメージを与えられた者や物は目標値25の精神抵抗力判定を行います(対象が物である場合は「抵抗:必中」として処理)。この判定に失敗した場合、対象を元に《奈落の魔域》が形成されます。対象は魔域に取り込まれ、魔域を守護する魔神に服従します(魔神に逆らう場合、斬りつけられた際と同じ目標値の精神抵抗力判定に成功する必要があります)。
魔域の脅威度(魔物レベルの上限)は魔剣の担い手となる者の「[魔物レベルor冒険者レベル]+5」までの任意の値を設定できます。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 1H投 1 1 8 10 1 ※あらゆる武器の強化加工不可
由来・逸話
古くは神紀文明時代。第二の剣《イグニス》から派生した第四世代魔剣。《“悪名高き無名の名匠”トリックスター》によって鍛えられた「斬ったものを元に《奈落の魔域》を作り出す」魔剣。斬る対象は人でも物でも良い。
自然発生する魔域が場所や取り込んだ人物に似た世界を形成するのと同様の原理で、魔域内部は対象の生涯(歴史)を参照して形成される。アビスコアを守護する魔神は、魔域化の対象となったものが脅威とするものに近い存在が配役されるが、魔域の脅威度自体は魔剣の担い手によってある程度コントロールが可能。
歴史上、この魔剣が最後に確認されたのは《大破局》時。場所は大陸北部のザムサスカ地方。壁から押し寄せる魔神を打倒するための手段として大量のアビスシャードを確保するべく「人族が人為的に魔域を生み出す」という目的の元で振るわれた(何が斬られていたかは不明)。
派生・下位複製《カライガウの破片》
カライガウそのものは《大破局》時に砕け失われたが、その破片が現在も発見されては高値で取引されている。
見た目は群青の鉱石。イグニスに連なる炎を扱える者(アルボルやダークドワーフなど)が鍛えることで第五世代魔剣(カライガウの複製品)を作成することができる。
魔剣の性能には個体差があるが共通する機能は「生き物を元に魔域を生む」というもの。
性能が良ければ魔域には高位の魔神が守護者として配置され、斬られた生物はその魔神に支配される(※逆らうことはできない)。
粗悪品となれば魔域に魔神が配置される事はないが、斬られた対象そのものがアビスコアと守護魔神を兼任することになる。対象は魔神の力をその身体に宿し(ヴァイスシティ掲載の【魔神化】)、殆どの場合、魔域内で対象が破壊(死亡)されない限り魔域が消えることはない。