経歴

〈大破局〉から約150年もの期間、ノーザンファング連山に開通するトンネルの主要通路を占拠していた蛮族を屠った大英雄。
ドーデンでは鉄道ギルドの復興作業に貢献したり、コルガナではアンダーグラウンドの交友を駆使して蛮族との交渉事、ハーヴェスでは海賊と戦い海路開拓の分野で活躍したりと、生まれてから150年もの間、大陸中で八面六臂の活躍をしてきた。
現在はユーシズで教員職についているが、幼少期に盃を交わした家族でもあるドレイクの率いる商会（マフィア）に不穏な動きがあるとの知らせを受けており、それが目下悩みの種となっている。

活躍だけで見れば《始まりの剣》級の冒険者と言って差し支えないが、彼の裏社会との繋がりが足を引っ張っておりランクは《センチネル》級止まりとなっている（本人はあまり気にしていない）。

趣味・性格

遺跡や魔剣といったアーティファクトに目がない「考古学オタク」。
創成史・人類史ともに大好物であり、魔動機術・真語・操霊・神聖魔法学科の教授陣とよく趣味で答弁を行うなどフットワークが異常に軽い。このため“七色のマナ”内では学科間の緩衝材的な人物扱いをされている。

戦闘

幼少期、銃として正しく扱えもしないトラドール一丁で戦い抜いた経験を昇華した戦法「ガン=カタ」を得意とする。
現代における流派「キングスレイ式近接銃撃術」の構想にも関わっており、ブレインはこの流派における師範の資格を有している。
グラスランナーでありながらマギテック技能を習熟しており、魔晶石などを用いる事で魔法を扱う事も出来るため、実質彼は「魔法戦士」というカテゴリの武芸者となる。

兄弟「ソウル・ベルファスト」

コルガナ地方を中心に活動する商会「ベルファスト家」を率いている上位種ドレイクの男。
人族・蛮族に対して「中立」の姿勢を取っており、互いの社会から弾かれてしまった者を受け入れ、居場所を見つける手助けを積極的に行っている。根本的に人族とは思想が異なるため心から平和を望んでいるわけではないが、「弱者にも強くなる権利がある」という心情のもと活動しているため蛮族にしては比較的話ができる傑物でもある。
ブレインとは幼少期を「魔神という共通の敵」と戦うために共に過ごしており、名を分け合った兄弟でもある。目下、自身の老衰に伴う分家間の跡目争いが過激化しており、家族同士のいざこざやブレインに心配をかけてしまっている現状に苦心している。

ダークドワーフの鍛冶師「ニーズ・リマホーク」

数年前までソウル・ベルファスト率いる「ベルファスト家」に属していたダークドワーフの女性。
ベルファスト家といっても分家の養子であった為、ブレインからすれば親戚の娘くらいの距離感。彼女が家を離れて自営業（運び屋）を始めるまでの支援を行った縁もあり、よき友人として交流が続いている。また、彼女にとってブレインは武器鍛冶のイロハを仕込んでくれた師でもある。
冒険者や決闘者としても活動していた時期があり、マカジャハットでは「無彩の夜兎」のリングネームで（表向きドワーフとして）有名だったりする。

ユーシズの教員として

魔動機術学科にて歴史や魔法工作の分野で教鞭をとっている。

交友「アイザック・ロシナンテス」

教授職についたばかりの頃に面倒を見た生徒であり現在は教授仲間。
専攻は違えど歴史や魔法に関する談義を楽しむ関係で、今では仲の良いお茶友。ブレインはアイザック率いる研究プロジェクトを支援する外部協力者でもある。

セッション履歴

冒険者アイテム・消耗品