設定

青い薔薇を有した短命種のメリアです。
その身に魔剣と思しき力を宿しており、その身体を一時的に竜へと変質させることが可能です。
学習能力が異様に高い他、生まれながらにして魔法文明語や妖精語などを扱えた様子。

その出生、能力に関しては“七色のマナ”の教授であるアイザック・ロシナンテスが研究を進めています。
また、竜となる能力を活かし、同じく学園の生徒であるフラムスティード・イオタ・カイオネセクテスの騎獣として常に同行し、社会勉強や真語魔法の修練を積んでいます。

ヴォイド・ロッド結成1年目に学園へ仮入学しており、アイザックの研究室を拠点にして、日中は基本的にフラムと同行しています。
2年度の入学式へ出席することが確定しています。

魔剣の力を引き出すうえで彼の真語魔法の習熟度が重要であると予想されており、竜化の真語魔法「ビカム・ドラゴン」のマスターを目指して修行に励んでいる。

魔剣：アウリオン

概要

破魔の竜牙《アウリオン》。
生まれながらアイディールの身体に宿る別の意志のようなものであり、魔動機文明時代に振るわれていた魔剣の一つ。かつてフラーア共和国にて「至宝」とされていた「魔剣殺しの魔剣」。
記録上、最後の担い手は国を守るために戦った英雄となっている。しかし、その最後の一振りはアイディールの母親“オーヴェリア”によって振るわれている。この英雄と母親の関係は不明。

能力①：真語魔法の発動体

体内の魔剣が魔法の発動体を兼ねています。
また、魔法文字の描写や発声は消費するマナを増やす（消費MP2倍）ことで省略可能です。

能力②：竜化

真語魔法のひとつ「ビカム・ドラゴン（Lv12）」を効果を限定して行使することができます。
タイミングはアイディールの主動作で魔法行使判定はありません。現状は幼体の竜「ドラゴンインファント（ET.159頁）」の状態に変貌し、属性は「炎属性」が指定されます。
竜化の効果時間は1日であり、人→竜の変貌は1日2回までが限界。（MPの都合）
騎手による騎乗は通常のルール通り、移動後・補助動作によって行えます。

「真、第十二階位の回帰。励起、同化、竜血、変容――竜身」

戦闘開始時点でアイディールが竜化していない場合

アイディールの竜化（主動作）はフェローと同様の裁定で行われます。
アイディールは任意のPCが存在する位置に「竜化」を宣言した際に出現します。
竜化を宣言したラウンドのアイディールに騎乗した場合、アイディールは行動済みであるため移動・主動作は行えません。

【主な運用手順】
①前衛に任意のPCが移動した後、前衛エリアへ竜化したアイディールを配置。アイディールは行動済みとなる
②騎手となるPCが前衛へ移動後、補助動作で騎乗。主動作を行う
③次のラウンドからは騎手・騎獣ともに行動可能

運用

基本的に通常の騎獣運用と同様ですが、演出が一部異なります。
まず、アイディールを騎獣として携行する為にはアイザック主導の研究プロジェクト「マギ・オース」が用意する保険への加入が必要となります。保険料は「ドラゴンインファント」レンタル時の価格と同じ2000Gです。

彫像化・平時の振る舞い

彫像化は不可。何も宣言することが無ければメリアの状態で追従し、この状態が彫像化に該当する状態となります。維持費（旅の最中の食事など）は発生してしまうため、そこは適宜騎手が負担します。
基本的にソーサラーのメリアとしてのデータを使用することは不可。NPCとして振る舞い、ダメージなど受けることはないがシナリオへの干渉は発言以外しないものとします（※ダメージを含むシナリオ側からの干渉はGMの采配で可能）。
竜化時のみ騎芸の対象となるため、メリアの状態では【探索指令】なども使用不可です。

ステータス・死亡や回復など

ステータスは騎手のライダーLvに合わせたデータとなり、通常のドラゴンインファント（レンタル）と同様に扱います。何かしらの理由でアイディールがダメージを受けていた場合はHPの減少値が「牙」の部位へ引き継がれます。

騎獣としてのHPが0となった場合、「▶竜化」が解除され「牙」に受けたダメージを元のHPへ適用します（NPCの状態となるため、追撃の心配はありません）。気絶状態になりますが、生死判定については人の姿へ戻った後のHPに応じて行います。蘇生・回復方法はPCと同様の方法で行うことができ、騎獣専用の回復手段は行えません。
死亡した状態でシナリオを終了した場合でも穢れの上昇は発生しません。しかし、再度研究プロジェクトへ保険金である2000Gを支払わなければ契約の継続は不可となります。

不名誉点について

死亡を含む騎獣の状態によって騎手は「マギ・オース」から不名誉点を付与される場合があります。
詳細はルールブックⅢ105頁を参照してください。

依頼報酬について

財産は研究プロジェクト側で管理されており、シナリオ報酬などはデータ上名言がない限り受け取りません。 ただしこれらはGMの任意で配布可能です（※それでも金銭の貸し借りは不可とします）。

経験点について

参加したシナリオに関しては騎手と同じ値の経験点を取得します。全てソーサラー技能の学習に費やします。
初めから取得している名誉点・ガメルは研究プロジェクトからの支援や評価によるものです（数字は5話時点の騎手の値を参照）。

他担当回で使用する場合

アイディールにシナリオギミック的なロールをさせたり、真語魔法使いのメリアとしてとして使用したい場合、事前に相談をお願いします。

履歴

セッション履歴

収支履歴